▼自力解放2009/01/29 22:58 (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
▼本年元旦からはオーストリアでも禁止オーストリア全土から、2009年1月1日よりゲージ飼いのニワトリ達がすっかり消えた。んですよ。
ドイツから二年遅れてお隣オーストリアでも、今年施行されたようです。 今日も、スーパーで、ボール紙の卵ケースに入った卵を買ってきました。プラスチックのケースは見ません。 BODENHALTUNG(つまり地飼い)10個で、いくらだと思いますか? 118セント。今の為替相場で140円弱です。 これでやっていかれるのかと、思いますが、物価の安い他のEU諸国から仕入れているのだと思います。 近くの養鶏農家が配達で売っているのはやはり1個30-40セントはしています。 日本のスーパーで貰ったチラシに、みちのく森林鶏の宣伝。 ****鶏舎は、温度や湿度を管理しやすい窓のないウインドレスタイプを使用******。 まさに「お日さまを拝むことも、風をうけることもなく」孵化器で生まれ、それしか知らないとは言え、65日前後の命。なんと言うことだろう、と、思います。 これが経済動物と呼ばれる命なんですね。 命は等しく同じ重さなんだと、みんな知っているのですが。 2009/01/30 05:57:くみ
▼一人の百歩より、百人の一歩ですよね! ステキな雪景色ですね。この雪の上、歩けるんですか? 藁の靴履いてないとダメですか? 寝っ転がってもいいんですか? 雪合戦できるんですか? 雪だるまも作れるんですか? かまくらも作れるんですか?
確かスキーする所は、もっと雪が固くなっていて、斜めですよね。私は、何かにぶつかるか、お尻つかえて転ばないと止まれないけどね。 山にも雪降っているんでしょう。でも、山って真っ白じゃないんですね。 雪囲いの中の樹はお元気ですか? 私の知っている、鶏舎は、卵生産工場みたいですよ。なが~い鶏舎が4棟並んで建っていて、ころりんころりんと卵が並んで一箇所(別棟の建物)に集まってくる。そこで、パートの方々が、座ってじっと見ている。勝手に卵の向きが変わって、卵の細い方が下になって10個ずつパック詰になる。その過程で汚れていたり、傷ついているのを、除く作業がパートの方のお仕事なんですよ。これは、何年か前の光景なのですが、今も同じだと思いますよ。 そうしなければ、利益が無くて、やっていけないんじゃないですか。農業の指導者(私には、どこか、誰か、解らない)が、そういう、指導をしてきたんでしょう。悔しいけどね。私も、ニワトリさんの味方になりたいです。そして卵を食べる人々のね。さらに放し飼いで共同生活している飼い主さんのね。 お米も安くて、利益は無く、赤字状態である。だから、たくさん作って、自分で値段を付けて売る。うちの近くにも、15㌶位作って、『○○○米』と名前を付けてお客さんと直に年間契約している人がいます。そういう人は、町内(人口1万弱)で1人です。もう少し耕作面積が少なくて家で白米にまでして売っている人は2~3名います。 その人たちは、利益が十分あるかどうかは、知らないけど、いいんでしょう。自由だからいいんですけどね。その他諸々の、わずかな米作り農家(挑戦できないお年寄りの百姓)には、援助の手はないのよね。「自由だから、自分で勝手にしなさい」ってね。 だから、そこそこでその土地に合ったやり方を考えるしかないんでしょう。そして、冬水米は、そこの地域の取り組みとして、それがいいと思える人たちで力を合わせてやっているんだから、私は素晴らしいなって思いました。田んぼの土にいい事は、渡り鳥にとってもいい事で、自然にも、小動物にも、地球にも、そこに暮らす人間にもいい事なんでしょう。誰が白鳥か知らないけど、『白鳥入蘆花』でしょ。 私、この言葉大好きなんです。蘆の花がほんの僅かに風とは逆の方向に流れてるって素敵でしょ!でも、揺れるのは1本だけじゃない方が好きです。 それと、地産地消って、私はその地域、町、市、位までって思っていたので、おかしいなって思って尋ねたら、うちの県では、県内位を考えているんですって! そんな事言っていたら、地方、国、世界って考えられるじゃないですかね。 もう一つ、外国暮らしが長かった友達が言っていたけど、日本に帰って来て、お米の値段が10倍位したので驚いたって、言っていました。私は「それでも、農家は赤字なのよ!」って話しましたけどね。 最後に、この秋から専業農家になった隣の若い衆さん、今、お米の収穫の後の田んぼを利用してレタスやブロッコリーを、次々に植えて、次々に収穫しています。我が家にもおすそ分けしてくれます。「これは、消毒してないとこやきんな!」って持ってきてくれます。という事は、出荷するのは消毒をいっぱいして(残留農薬基準スレスレまでね)、見た目に綺麗で大きさも揃えて箱に整然と並べてないと、売れないんでしょう。売れても安いとかね。生産者なら普通に{同じ作るんなら、高く売れた方がいいよ}って思うでしょう。だって家族の生活がかかっているんですからね。 (「それが、目先の事だけ考えているんだよ、お金じゃないんだよ。自分が本当に正しいと思う事をしなきゃね。いつか後悔するのは一番辛い事なんだよ」って、夫の声が聞こえてきそうです) えっ! 「食の安全と田んぼの土の事を考えると、思わない」って、菅野さんも、そう言われるだろうと思っていましたけどね。 でも、寂しいけどやっぱり法律で決めないと無理なんでしょうね?・・・って、今は思います。 数年先に、「あんな、寂しい、哀しい、悔しい思いをしたけどね・・」って、懐かしい思い出話になってるといいですね。 2009/01/30 20:17:山さくら
▼共同戦線から自力解放に自力解放に変えました。
やっぱり、こっちですよねぇ。 文章も変えましたよ。 山さくらさん、すみません。 2009/01/31 14:26:菅野芳秀
▼鶏性・人間性の解放![]() 鶏も人間も生きることにおいて、解放された空間で生きるということでは同じと考えます。ゲージからの解放万歳! 21世紀を起点として考えさせられる問題です。「自然の中で生きている」と、実感することこそ「自然の権利」の大前提! さて、今日は、山中の漁協(内水面漁協)の写真を送ります。長井の白の世界(大雪原)に比べて、ここ鹿児島は緑の世界で対照的です。霧島市を流れる清流=天降川(あもりがわ)の鮎を守るため産廃汚染から、地域の住民が守った漁業です(住民運動により産廃場計画廃止)。人間が川魚を代弁し河川の汚濁を阻止しなければならない時代のようです。ともあれ、動物は皆大自然と共に! 今日は、曇りのため画像が悪くてすみません。 2009/01/31 18:51:種子原人
▼涙が出てきたよ! 菅野さんが謝ったらイカンでしょう。いろんな思いがあって、みんないいんでしょ。私が勝手な事書き過ぎですかね。
私は、よく考えて書いてないんですよ。ここを開いたら、勝手に手が動いているんですよ。心を傷つけていたんですね。 唯、今の、飾らない、嘘じゃない、そのままの思いなんですよ。農業の事は、なにも勉強していないし、知らないです。 ただただ、好きなんです。 その風景が好きなんです。 田んぼで忍者みたいに手ぬぐいを被って、その上に麦藁帽子をかぶって、汗拭きながら「こんにちは」って、夕方になったら「もうしまわんかな」って挨拶を交わし合い、夕日を拝んで家に帰る。 うちの、義父は朝に夕にお日様を拝みます。田んぼに行ってなくても、玄関に出て、雨降りでない限り、手を合わせています。そっと聞いているとね。夕日には「今日も一日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします」って、言っていました。すっごく可愛い義父なんですよ。 今も「お先に休ませて戴きます」って、私がパソコン打ってる横に来て、言ってから自分の部屋に行きました。 私と義母との軋みは、無くなりませんけどね。でも、貴方がいる限り、私は、ここに居るからね。 今の義母の憎まれ口も、いつか言えなくなった時には、きっと懐かしくなるだろうって思ってる。 時代になびいていないかな、だけど心がついていかないのよね。 涙があふれて止まらないよ! 自分で書いて、自分で泣いてたら、 また、遠くの知り合いが帰ってきたら「恥ずかしい」って言われますね。 2009/01/31 20:47:山さくら
▼何でもないことの・・なんでもない、ただの、普通の、日常の・・・種を撒いて、芽がでて、泣いて、笑って・・だけどそのいとおしさ・・。山さくらさん、いい家族にめぐまれ、いい時間を過ごされていますね。
雪はいいですよ。全てが白、純白。見慣れた風景なのに「美しい」と思うことが日に何度もあります。漬物かじってお茶飲んで・・冬の間中、年寄り達の話はつきません。私じゃないですよ。私はまだまだ若いですから。 吹雪の夜は「雪おんな」がきますから、家でじっとしているわけですね。来るんですよ、本当に。 やがてこの雪の上を沈むことなくどこまでも、どこまでも歩いてゆけるようになります。「かたゆきわたり」といいます。愛媛の友人も一度、山形の冬に行って見たいといっていました。四国にはない風景だべね。 2009/02/01 10:28:菅野芳秀
▼吹雪の夜は「雪おんな」がきますから、家でじっとしているわけですね。来るんですよ、本当に。![]() 黒いきこりと白いきこり【浜田廣介】を夕べ読みました。 ご存知ですか?お隣高畠町の出身の童話作家ですね。 そこに雪女が出るのですが、菅野さんが書かれているみたいに、雪国の雪に閉ざされた暮らしの中でこそかかれた童話だなあと、しみじみ読みました。とてもいいお話でしたよ。 年末、長井へ行ったとき、東京は青空だったのに、福島に着くと寒々とした曇り。山形新幹線に乗り換えていくらもしないうちに雪景色になり、「山形って大変な所なんだなあ」と、じっと窓の外を見ていました。 雪に大風も加わって、大きな木や、建物(いくらもないけど)が、必死にじっと耐えている様。その日は、倒木で新幹線が不通になるほどの大変な日だったわけですが、あの景色は山形の県民性といわれる、「勤勉」を生み出した風土を私に見せてくれたように思いました。 ドイツも昨日は雪が降り、屋根も原っぱにも、薄く粉雪が積もっています。気温は0度。 それでも、夕方5時を過ぎても暗くなくなってきました。 「白いきこりが一人でもいる限り、春はやってくる・・・・」ひろすけ童話って、なかなかいいですね。 2009/02/02 16:40:kumi
▼雪おんなさん、お会いしたいですね!![]() ここ南国では、濡れ女(濡れ嫁上)の話をよく聞きます。南日本新聞にそのことが掲載されたこともあります。ある雨の晩に、タクシーの運転手が、若い女の人を乗せ目的地まで走ったところ、「お客さん、着きましたよ」と後ろを振り返ったら、その人は後席におらず見当たらなかった、という話です。ただ、座ったところが濡れており確かに乗せたというものです。 それから、私の友人が、やはり雨の晩の走行中に、若い白い服の女性が、車の前に立ちはだかったので車から降りて近づいたら、誰もいなかったというものです。 東北の「雪おんな」と違って、見たと証言する人が複数いることです。しかし、この「濡れ女」から危害を加えられたという話はまだ聞いたことはありません。雪おんなも濡れ女も、人が恋しいのかもしれませんね! 先輩、クミさん、山さくらさん、鹿児島に来て、一度みんなで「濡れ女(濡れ嫁上)」に会いに行きませんか。その濡れ女が現れたという「山の寂しい湖」の写真を送ります。鹿児島との県境・宮崎県都城市の御池(みいけ)の風景です。「夜の1人ドライブはしないでください」という看板が立っている地区です。 2009/02/02 19:13:種子原人
▼雪女に逢いたいなんて、種子原人さんらしいですね! 雪女って、絶世の美女だけど、逢って息を吹きかけられると、人間はみんなあの世に行くんですよね。とっても素敵な若者だったら助けてくれるけどね。・・・そうなんでしょ。
『黒いきこりと白いきこり』のお話の中にも雪女が出てきていたんですね。お話は読んだことあったけど、題名しか思い出せませんでした。でも、これ読み返すと、心の温かい人は年寄りでも若者でも助けてくれるんですね。・・・ちょっと安心ホッとしました。 雪女って、吹雪の夜は外に出たらイカンよ。約束した事は守らないとイカンよ。人にも自然にも動物にも優しい温かい思いで接するんだよってことで創りあげられたんですか? 私の実家のすぐ下に大きな池があります。その池には、『ガアラ』が住んでいます。子どもだけで近くに行くと、ガアラがニュ~と手を出して、池の中に引き摺り込むって言われていました。コオトリ婆さんとか山姥と同じなんですか? 山の中の漁協って、私の思いの中には無かったですよ。魚たちは何にも悪い事していないのだから(人間のほんの一部の人が、利益を追求して環境を汚している)人間が詫びて、もとのきれいな環境にするのが当然って思うけど、それにもお金がかかるから、手間がかかるからしないでホッタラカシにしている。 私も、暖房入れて、車で走って、パソコン開いて、トイレは水洗で、コンロもIHと、環境破壊に一役かっているとは思って反省しています。環境に優しい生活などの勉強会に参加すると、節約に繋がる事も多いので細々と実践したい事は沢山ありますね。 濡れ女のお話は、讃岐にもありますよ。同じですよタクシーの運転手さんが・・・・シートが濡れていたってね。我が家の近くは、山の中のトンネルだったです。でも、最近あまり聞かなくなったと思っていたら・・・・? 鹿児島に行っていたんですかね。 私は、『かたゆきわたり』が、いいなぁ~。ただ、東京より向こうに一人で行った事ないので、どうやって行ったらいいのか解らないです。 雪国の湯沢温泉にも行きたいのだけど、「せっかくなんだから2泊はしないと旅費がもったいないよ」って、現地の友達に言われます。 長野なら一人でも行けるんですけどね。名古屋乗換えでね。 我が家は急に2泊は無理です。だから、本当に鹿児島でも山形でも行くとなれば、義父母をショートスティにお願いして、段取りしないと行けません。 でも、今『かたゆきわたり』に行くよって事でしたら、飛行機じゃなく、新幹線で行って、私も連れて行ってください。岡山で巧くお会いする事が出来れば、あとは、付いていけば行けるでしょ。 『かたゆきわたり』って、体重制限ありですかね? 濡れ女は、春夏秋にして、今、雪女に逢いたいでしょう? 寒い冬しか、逢えないですよ。 ※ 種子原人さん、素敵ないい写真ですね。ここのコメント用に、お仕事の合間に写真撮影に走り回っているんですか? それともそれがお仕事なんですか? 写真があると、なんかホッとしますよ。 2009/02/03 17:39:山さくら
▼東北にはいるのですが・・(涙)仕事におわれて、こちらのチェックがこの時間に・・。もう節分めぐって新しい季節ですね。山形も寒そうですね。こちら、盛岡も(葛巻いってきましたが)氷点下です。しばれますねぇ。
ブログ、とてもよくまとまっていて、帰ったら(今日、青森で仕事です・・・)しっかりと拝見いたします。 思い起こせば、もう、伺ってからずいぶんと時間がたっておりますが、その想いとか私への菅野さんからのお言葉とか、そういったもの、まったく色あせてないな・・と。命あるものは、色あせないのかもしれませんね。 学生さんを引率して、葛巻にいってきました。たぶん、少しおくれて(一周おくれかな。)、長井のあとを走っている気がします。そういえば、同級生のやえがしさん、っなるお方の新年会に誘われましたが、さすがに呑みすぎで遠慮(笑)申し上げました。また、春になったら、呑みたいと思っております。 雪は好きです。長井の雪も見に行きたいですね。 遅れたこめんとですみません(><) 皆様、ごじあいくださいませませ~ 長井の命にいつも感謝しております。 2009/02/05 04:34:農経のコウハイ(今は早稲田ですけど)
▼思い出したです! 昔々の事を! 『黒いきこりと白いきこり』を、探して読み返して、童話ってどれも、人間の素直な心・生き方の基本・倫理が、込められていますよね。それも、素直な表現でね。私は、児童向けとか、幼児向けのお話大好きです。私には難しい本は理解不能なんですよ。ションボリ。
昨夜友達のメールに、近々小豆島に行くから、パンを持って行って、カモメを呼び集めたいって書いてありました。きこりのお話が心を巡っていたのと、このメールで、・・・また、昔を思い出してしまいました。 昔々ね、我が家の近くにあるお寺。そこの五重塔の前の広場には鳩がたくさん居たんですよ。最近は、鳩による被害もあって、餌やりは禁止されているんです。なのに、亡き夫は広場で両手を広げて手の平に鳩を2~3羽とまらせている。私は「お父さん、ここはもう餌やったらイカンのよ」って言いました。私が近付くと、鳩は飛び立って居なくなったんです。夫の手の平には何も無い・・・? それなら、私にも出来るかなって思って、鳩の群れの中にそおうっと近付いて両手を広げたんですけど、鳩は遠ざかるばっかりでした。「なんで、お父さんの手には来るのよ!」って、プンプンすると、「鳩さんと友達なんだよって、心で話し掛けるんだよ」って言っていました。 まだ、あるんですよ。 昔々宮崎県の都井岬へ行った時もね。車から降りて、木立の中を少し歩いている時に、私と少し離れて馬と頬ずりしている。それもね一頭じゃないのよ。 その時も、車を止めると、窓から首を突っ込んで来る位馴れてる馬だから、私もOKかなと思って近づこうとしたら「馬の後から近付いたら危ないよ!」って言われました。 結局私は、前から行っても、横から行っても駄目でした。その時も確か「馬の気持ちが解らんと近付いたら危ないよ。一頭一頭思いが違うんだよ。馬の仲間になりきらなイカンよ!」って言われましたね。 すぐには、馬や鳩にはなれんよな?・・・長い間一緒に生活していれば、動物とも心が通い合うかもわからんけどな。 我が家では、私が「お父さん!」って呼んでも、動かないけど、「うもう~」ってなき声にはすぐに反応する夫でした。どの牛がないたか判るんですって、その声で、ただ甘えて泣いているのか、具合が悪くてないているのか、何かをして欲しくてないているのかも解るって言っていました。 私は、友達によく言われていました「さくらさんも、今度から何かして欲しい時や、急ぐ時は『うもう~!』って、ないたらええやん?」ってね。 こんな事、ぼ~っと考えていたらイカンイカン。宗吉瓦窯跡の勉強会が始まります。 行ってきますね・・・。 では、またね。 2009/02/05 08:59:山さくら
▼暖かな冬ですよ。クミさま;「山形って大変なとこなんだなぁ。」ですか。そうだよな。過酷な自然と、けものたちがウヨウヨしてますからな。ひろすけ童話にでてくる赤鬼、青鬼。今もいますよ。
種子原人さま;「濡れおんな」かぁ。いずれも「おんな」だというのがおもしろいな。だけど「濡れおんな」、気持ちわるい。民話性がない。文化性がない。ほのぼの感がない。ただ気持ち悪いだけだぞ。何の違いなのかね。 農経のコウハイさま;八重樫さん、元気だったかな?腰の調子はどうだった?オレの腰も気にはなるけど、彼の腰もきになるよ。 時代を切り開いていく上で、大切な人だけに。 山さくらさま;「東京から向こうは一人で行ったことがないので、どうやって行ったらいいか行き方がわからない」ですか。 あのな、東京から向こうはな。昔は「エゾ」エミシ」といって、けものの棲むところだったのよ。「エゾ」という漢字をどう書くかしっているかい?「蝦夷」、虫へんのガマだぞ。江戸から向こう、わけても出羽の国はな、クミさんにも言ったけど、けものや、けもののような人間、青鬼、赤鬼、雪女の棲むところだ。あぶないぞぉ。行かない方がいい。その方がいいにきまっている。 2009/02/05 17:44:菅野芳秀
▼何で暖かな冬なんですか? 山形なのに、どうして暖かいのですか?温暖化なのですか?
讃岐は今日もいいお天気で14~5度ありました。けど、私は空気が冷たいなって感じました。 でも、人々と交わす言葉は「やっぱり立春やなあ~、陽射しに春を感じるようになったなぁ~!」です。 「このまま温暖化が進むと、今作っているお米は上手く育たなくなるかも?」って言っていましたね。 それに、冬はぐ~と冷えないと土にも悪いんでしょう。熊もちゃんと冬ごもりできないって言ってましたよ。 雪女だって活躍の場が無くなるじゃないですか・・・・・ね! よ~くわかりました。蝦夷(東京から向こう)は、恐いから一人では行かない事にします。 今年は、熱海の梅園にします。一泊で行けますからね。ご心配していただき、ありがとうございました。 讃岐には、鬼が島があり、鬼の住んでいた洞窟もありますよ。昔々は、赤鬼・青鬼は、讃岐にも住んで居たんですよ。桃太郎も、浦島太郎もこの瀬戸内海に居たんですよ。 今日の勉強会でね。「弘法大師(空海)の、お父さんの仕事は、戦いに敗れて奴隷として連れて来られた人々(その中には蝦夷・隼人の人も居た)の監督・監視をしていたんですよ」ですって。古代には、讃岐まで連れて来られていたんですね。讃岐にも蝦夷や隼人の子孫が居るんですよ。きっとね。・・・奈良とか京都ならわかりますけどね。 私には、わからない難しい瓦の歴史の勉強会なんだけど、今日は知ってる言葉が出てきたので、目が輝きましたよ。 菅野さんと種子原人さんの御蔭ですね。後はチンプンカンプンで訳解らない。 私も「過去にはこだわりません!」って言いたいよ。ほんとに、もう! 午前と同じ話だけど、もう一回聞いてきます。復習兼ねてね。 2009/02/05 19:03:山さくら
▼デジカメを車に乗せとく事にしました!![]() 今日、偶然見つけました。うちから北へ歩いて3分位の川(高瀬川)の土手です。勝手に生えて、春の魁に花を咲かせます。実もなりますよ。 梅の花の香りが、届けられると嬉しいんですけどね! もう自分で、写真を小さくする事が出来るようになりました。ちゃんと大きくもなりますからね。でも、ちょっと小さくし過ぎたかな? 家の庭の梅はまだ咲かないので、立春って言っても、まだまだ寒いよね。「奈良のお水取り終わるまではね」って思っていたけど、やっぱり植物・動物・土の中の虫などは、確実に春をキャッチしていますね。 うちから南へ歩いて1分位の土手(同じ高瀬川です)には、桜が一杯あるんですよ。明日は、孫と一緒に、蕾のふくらみを見てきますね。 2009/02/06 18:14:山さくら
▼隼人塚に行って来ました![]() 先輩、確定申告の煩雑さ、頑張ってください。さて、そちらには「蝦夷塚」というものはあるのですか。今日は、霧島市隼人町の「隼人塚」の近くまで、仕事に行って来ました。その帰りに撮った写真を送ります。石像は古代隼人で、場所は古代隼人の墓跡ということです。 なお、こちらには梅の花があちこちで見られます。小さな春が訪れています。数日、暖かな天気が続いています。 山さくらさん、私は小さな会計事務所の事務員(無資格)です。よって、2~3月は、過酷な労働が続きます。しかし、この時期だけです。また道楽により、鹿児島民具学会の会員であるため、いつも三種の神器(カメラか携帯、巻き尺、民具ノート)を持ち歩いています。そのような目的で納めた写真です。 2009/02/07 18:50:種子原人
▼種子原人様へ![]() 会計事務所なら、菅野さんの確定申告してあげたら早いんじゃないですか。 我が家にも、一昨年までは公認会計士さんが来てくれていましたよ。でも、5~6万のお礼が必要でしたね。 でも、言われた物さえ揃えておけば、その場で2時間位で、終りますよ。パソコン持ってきていてね、その場でチョコチョコっとやって、送ったらおしまいだったですよ。だから、どこでしてもOKなんでしょ。 我が家も夫が居た頃は、お任せだったので私は何も知らなかった。でも、私も仕事辞めたし貧しい家庭になっているので、去年初めて役場に行って、自分でしました。・・・私は、ようわからんので一度ではすみません。 忘れ物ありでね。去年は3~4回通いましたね。昨年までのを参考に持ってきてくださいって言われて持っていきましたけどね。・・・でも、タダで市役所のお兄さんがしてくれてラッキーだったですよ。 今年は、まだ面倒な事があるので、役場に行ってしてもらいます。 でも、来年からは、私は息子の扶養家族になれるかも?なので、パソコンでしようかなって思っています。 カード戴いてきたら、パソコンで出来るんですってネ。 もちろん、来年の事だから言うだけの可能性強だけどね・・? 種子原人さんが言われるように、梅も桜も九州が早いんでしょうけどね。でも、去年桜の追っかけして、不思議だなって思ったのはね・・・。 3月30日・・・静岡大井川桜満開宣言。ちょうど私が行っていた時だったんですよ。 4月4日・・・・讃岐香川県満開 4月8日・・・・京都満開 4月22日・・・長野県安曇野満開 全て私が選んだ日でした。凄いでしょ。 実は内緒の桜の先生がいるんですよ。満開に合わせてホテルを予約する。特に京都は早くしないと、桜や紅葉の時期はどこも満室です。 桜の開花はきちんと、南から順番ではないのよね。・・この歳になって初めて気が付きました。驚きましたよ。 今年は、奈良吉野の千本桜って決めているんですけどね。 秋の紅葉は、北の方が綺麗なんだろうと思って「奥入瀬とかいいね!」って言っていたら「でも、黄色い色は京都が綺麗だよ」って言われて京都にしました。我が家から2時間位で行けるし1泊で十分見られますからね。良かったです。京都は、桜も紅葉も夜のライトアップが最高ですよ。・・・私の感性では、京都は綺麗過ぎです。 菅野さんの留守の間に、本当に一杯好きな事書き込んでもいいですかね?・・「さくらさんと、話していたら話が落ちるのよね」って友達には言われていますけど・・・? 赤鬼さんの居ぬ間が、これ幸いですかね。 写真は、私の大好きな粟島です。ここから船で13分、行きたかったけど時間が足りなかったので眺めるだけして帰ってきました。 その帰りに、前の白梅見付けたんですよ。 2009/02/08 07:59:山さくら
▼讃岐の湊、春が来ていますね!![]() 山形長井は未だ、雪の神秘の中。「雪女」さんの活動最前線、彼女の忙しい季節がまだ続くようですが。 山さくらさん、讃岐の湊、陽光うららかな、春の訪れを感じさせる写真ですね。そして、色彩も鮮やかで風光明媚です。讃岐にも小さな春が訪れているといった感じす。 さて、自宅近くの船溜まりの写真を送ります。南国の湊ゆえ岩場には、今年生えたものと思われる青海苔が見られます。讃岐の湊と比較して見れば、何となく似ているような気がします。 春よ来い、早く来い! 川の鮒・鮎や里山の小鳥たちも待っています。 2009/02/08 11:47:種子原人
▼この青海苔って食べられるんですか? 海苔の養殖って聞くけど、この自然の海苔も食べられるんですか?
讃岐は、ここ1週間位本当の春です。室内も暖房無しで大丈夫なんですよ。 でもね、やっぱりまだ冬の寒さはどこかで潜んでいるんですよ。それでね、もう本当に春だねって安心した頃の3月末でも雪を降らせるんですよ。 そんな時は、大変なんですよ。私たち人間はすぐ服を着たり暖房入れて対応できるけど、花壇のお花や野菜たちは、急な変化に枯れる事もあります。畦の草花は大丈夫強いんですけどね。 2月末に熱海の梅園に行ってきますね。梅は桜と違って花の時期が長いので、日にちを選ぶのは適当で良いから計画は楽でした。 携帯の写真をいじっている時、『暗証番号を入れてください』のメッセージには気を付けましょうね。私それを入れてOKしたら全て無くなってしまいました。一瞬ですよ。パソコンなら戻るがあるけど、携帯には戻るは無いですね。 写真屋さんに出す前だったのでショック! 空飛ぶニワトリさんに、いろんな事を教えてもらったり、挑戦させてもらったりしています。失敗するのも、何にもしないよりはずっと楽しいし、次は気を付けようって思える事がいいですよね。 竹の事にも関心を持つようになったしね。昔は讃岐の国はとっても素晴らしい竹が育っていたんですって。 ラジオ深夜便の12月号の本が、やっと私の手元に届きました。青空の下で可愛いニワトリを抱いて、(いつかきっとの)明るい未来を見つめている写真が載っていました。田んぼの中で宴会している写真もね。優しい赤鬼さん(熊さん)は、こんな方なんだってインプットできましたよ。 2009/02/08 16:48:山さくら
▼秋を思わせる南国の早春![]() ここ数日、暖かい日々が続いています。早春というよりも小春日和の天気です。そのことを思わせる写真を送ります。霧島山麓の写真です。この前7日に、仕事で行った時の帰りに撮ったものです。 また、今日、種子島の友人からメールがありました。そこで、故郷種子島では、早咲きのさくらが七分咲きということです。そして、磯浜では、地域の婦人らによる「青海苔採り」が始まっているとのことです。 山さくらさんの質問に答えます。錦江湾岸での地域の婦人らによる青海苔採りは、種子島の海岸とは違い、見られない光景です。内海の青海苔が海水汚染されているとは思えませんがなぜでしょうか。食べれば、旬の味でおいしいのですが、なぜかわかりません。 この前、私の母が四国の友人から、四万十川の青海苔をもらったので一緒に食べてみましたが、風味が今一といったところでした。青海苔に関しては、川の幸より海の幸ということでしょうか。やはり、春の楽しみは、里山での石蕗やツクシの採取です。 以上、南海の元美少年より、南日本の報告でした! 2009/02/09 21:43:種子原人
▼霧島って、秋から春になるんですかね? 野も山も田畑も、全てが雪の世界を知ってから、私の住んでいる所も、秋から続いて春が来る感じだなって思っていたところでした。
日本最後の清流といわれている四万十川は、一年中いつ行っても素晴らしいですよ。私の所からは、最低でも一泊しないと厳しいですけどね。四万十川の瓶詰の川のりは、美味しいですよ。でも、もっと美味しいのは小豆島の瓶詰の海苔です。 やっぱり、種子原人さんが言われるように、海の方が美味しいのでしょうかね? 今までそんな事考えた事無かったです。 どちらも、お土産に戴くと美味しいんですよ。 石蕗って何ですか。私、読めないです。ションボリ! 春には、蕗の薹やワラビは採集に行きますけどね。 あと、ヨモギもね。(蓬団子とか、蓬餅にします) ツクシも、タンポポも、セリも、野カンゾウも、タラの芽も、イタドリ(スカンポ)も摘んで来ますけどね。 ツクシは、一番、調べるのが大変なんですよね。 自然の物を戴くっていうのは、手間ひまかかるんですよ。ほんでね、やっと出来たよって、テーブルに並べると、パクパク!ってなくなるのよね。 食べ物の話になったのでついでに、菅野さんが書いておられた柿の実を一杯入れた漬け物『おいしいぞ~』っていうの讃岐では出来んのでしょうかね・・・と、読んだ時から思っていました。私は樽を使って漬けた事が無いですから、誰かにお願いするしかないねって考えていました。そこへ、美味しい白菜の漬け物を持って来てくれた人がいるんですよ。→白羽の矢が、ピュ~ン! 「来年は、試してみる」って、・・・ルンルンでしょ。 我が家は、柿や林檎やバナナもサラダには入れますよ。義父母が大好きなのでね。 南海の元美少年さんでも、今は雪女さんがホロっとしないですよ。 ふ~!って、氷の息を吹きかけられますよ。 でも南の国は、秋からすぐ春、雪女さんが「暑い暑い、これはたまらないわ」って来ないからいいですね。 ※ 私、またまたなんですけど、この写真のこの道、両側の風景がこのまま脳裏に浮かんでくるんですよね。行った事あるのかなって、ぼ~っと見ていました。他によく似た所が在るのでしょうかね? 2009/02/10 20:43:山さくら
▼主(あるじ)無しとて春な忘れそ![]() 先輩、またコメント欄をお借りします。 南国でもやはり、春→夏→秋→冬の循環、四季を感じます。南北日本で、春の訪れが早いか遅いかの違いはあるものの、寒さが過ぎる頃、梅の花が必ず咲くということでは同じです。 主が留守でも、きれいに咲いている梅の木の写真を送ります。姉夫婦はすでに定年に達しているものの、帰鹿せず千葉に在住しています。そして、居宅は空き家に近い状態になっていますが、主がいなくとも春は忘れずに訪れ、梅は開花しています。(菅原道真のパクリ?) また、鹿児島の山間部で雪が降っており、冬は存在感が薄いものの、やはり存在しているといえます。 山さくらさん、石蕗とは、ツワブキと読みます。さて、いよいよ鹿児島では、黄金蜘蛛(こがねぐも)の季節が到来しようとしています。鹿児島の黄金蜘蛛については、いずれまたお話させてください。 2009/02/10 23:27:種子原人
▼石蕗(つわぶき)って、我が家の庭にありますよ。 種子原人様、ありがとうございました。そういえばそうですね。思い出しました。
ツワブキって、採取するんですか? 採取してどうされるんですか? ひょっとしてツワブキって食べられるんですか? ほんで山に自生しているんですか? 我が家の庭の石の陰に毎年咲きます。 これ、食べられるんだったら・・・・ルンルン。 どこをどうやって戴くんですか? 花を、生けることはありますけどね。 もし、食べられるんだったら、今日から、食べてやるって眺める事にします。 ツワブキが、「これは大変だわ。人間に狙われてるよ~!」って怯えてしまうかもね。 イヤイヤ、「私を最大限に生かしてくれてありがとう!」って、逆に感謝してくれるかもね。自分中心でイカンですかね。 うふ・ふ・ふ・ふ! 2009/02/11 06:50:山さくら
▼ツワブキは春の食材![]() ここ鹿児島では、ツワブキは春の食材で、八百屋さんでも売られています。山形や香川では食べないのでしょうか。 食べ方は、煮物、佃煮などでしょうか。一年を越したものは固くて、それを食べる人はいません。若い茎が美味しいのです。 そろそろ、農村では採取の風景が見られる頃です。薄い皮を剥ぎ、水に浸し手間暇かかるのですが、それも楽しみの一つです。 私は、石蕗よりも海岸べりの「鬼アザミ」の方が好きです。鬼アザミの方が風味が良いのです(私だけですかね)。種子島では両方、食卓に並ぶことも多いです。 ついでに、石蕗の豊富そうな農村(鹿児島近郊)の写真を送ります。 2009/02/11 09:33:種子原人
▼冬さ~ん、ごめんなさいね!![]() 日本に暮らしていながら、冬がないなんて言ったらイカンですね。讃岐も、今は春ですけど、やっぱり冬はあります。素晴らしい讃岐の四季があります。 ただ、『風雪磨人』って聞いた時、{私は磨かれてないよ。これからは、懐に砥石入れておこう}って、思いました。ちょっと重いけどそれ位我慢我慢ってネ。・・なのに、今は、誰か磨いてくれる人を見付けようって考えている。怠け者の気持ちが勝っています。 ツワブキって、食べられるんですね。昨年は雪ノ下が食べられるって知りました。両方とも、うちの庭に生えています。畦道の野アザミ(鬼アザミとは違うんですかね)も食べるんですか? 昔々、理科の先生が、殆どの植物(草)は、食べられますって話していたの思い出しました。 でも、そのうち讃岐で草の中毒死って新聞を賑わしたらイカンですね。 飛梅は咲くのが早いって言っていたからもう咲いてしまったですかね。菅原道真公って、讃岐にも来ていたんですよ。讃岐の国分寺にね。私のイメージでは、心繊細で、優しくて、美男子で、秀才って感じです。 『蓄えて来たる力に紅梅は くれない開く白に遅れて』 『白梅のあと紅梅の深空あり』 なので、春のさきがけは白梅って思っています。それは確かなんでしょうけど、我が家は、紅梅が先に咲きます。「この天邪鬼メ!」 白梅がまだ咲かないので安心していたら、紅梅が何時の間にか咲いて、今にも散りそうになっていたので急いで写真に撮りました。 白梅が花開くと、ゆっくりと春が近付いて来る。そして、紅梅が咲きはじめればもう春は確実って言われているけど、うちの白梅は世間の冷風に負けないように力を余分に蓄えているんでしょうかね? 先日、実家の母に尋ねました「なんでうちの白梅は、咲くのが遅いんかな?」・・母「あんたんとこの、梅の木は本物やきんな」ですって。なお、訳解らんわな? チンプンカンプンやで! この梅の樹は、私が嫁に来た時、実家の畑から一緒に来たんですって、私はつい最近まで知らなかったんですけどね。 凄く古い樹で、もう根元の方は割れ割れになっています。でも、老木に鞭打って毎年花を咲かせて、実も付けます。畑の梅の木だったって分かってから、梅酒・梅干・梅ジュースに使っています。「メチャクチャ美味しいよ!」・・自己満足の域を出ませんが? 写真大きくして見てくださいね。 2009/02/11 13:07:山さくら
▼集落の黒糖造り![]() 先輩、確定申告の作業は、進んでいますか。 種子島(西之表市)の沖ヶ浜田集落では、集落総出の黒糖造りが、毎年12月~翌3月まで、行われます。昨日、里帰りし、今、帰ったところですが、その風景を見てきました。 久々に、農家の活気を感じ、元気を農村からもらってきました。その写真を送ります。写真の婦人の前で、並べられているのは、粘土ではありません。出来たての黒糖の固まりです。もらって、試食しましたが、格別の味です。南国の農村も捨てたものではありません。 朝5時に起き、昼3時半頃まで、約8戸の農家の作業は続くとのことです。しかし、皆疲れも感じずすこぶる元気とのことです。溌剌・活き活き! また、このコメント欄をお貸しください。写真を掲載させてください。 2009/02/15 18:10:種子原人
▼黒糖って、工場で作るんではないんですね? 種子原人様、様、ゴメンナサイです! (いつもくだらない質問攻めで)
黒糖を作っているのは、8戸だけなんですか? もっと、工場でいっぱい作っているのかと思っていました。 それじゃあ、四国で売っている黒糖って、これじゃないんですね。 やっぱり、サトウキビを絞ってから作るんでしょう? 私が、子どもの頃は、サトウキビを荷車に高く積んで、運んで行って、砂糖にしてもらっていました。 今、思い返してみると、黒糖と同じような色をしていましたね。 でも、やわらかくてベチャベチャでした。なので、陶器の壷に入れて持って帰っていました。 ヘギ餅(丸餅じゃなくて、四角い薄いお餅)を、練炭とか炭を使って火鉢にテッキを乗せてその上で焼いて、このお砂糖とお醤油を混ぜて付けて、もう一度少し焼いて戴くと、美味しかったんですけどね。 今は、どこにも無いです。 この写真の黒糖になるまでには、どんな作業があるんですか? 8戸しか、作っている所が無い、そんな貴重な物でしたら、そこに行かないと戴けないんでしょうね。・・・美味しそうですね。 本当に羨ましいですよ。 「この食いしん坊メ!」ですかね。 2009/02/15 20:58:山さくら
▼沖ヶ浜田黒糖生産者組合![]() 先輩、またコメント欄をお借りします。そして、山さくらさんの質問に答えたいと思います。 沖ヶ浜田黒糖生産者組合は、8戸の農家(正組合員)でもって構成されています。他に、準組合員が数戸あるとのことです。 種子島には、住友系の製糖工場=新光糖業(株)があり、種子島の砂糖農家は99%がここに出荷します。唯一、集落で伝統的製糖方法で作っているのが、この集落のみです。 石灰を入れるなど、手間のかかる作業ですが、2時間足らずでできあがります。作業・手順については、いずれお話しさせてください。 みなさんが、食べている「黒糖」は、新光糖業などでの機械で作るものではないでしょうか。伝統的製糖は量産出来ず、ある意味では貴重かもしれません。しかし、この手作り黒糖は、評判がなかなか良いようです。 農家の主婦も、圧搾機に黍を咬ませる役割を引き受けるなど、頼もしい限りです。圧搾機に黍を咬ませ絞っている写真を送ります。今期は20回ほど行うとのことです。写りが悪く隠れていますが、婦人の右手には圧搾機があります。 2009/02/16 19:37:種子原人
▼サトウキビって、今頃収穫するんですね?![]() 私は、秋の稲の収穫の頃から、それより少し後までって思っていました。それに、写真を見せていただくと、私が想像していた黍より太いなって感じました。 暖かいからでしょうかね? 昔からの手法で伝統を守って作り上げる砂糖は格別でしょうね。 それに、黒糖って身体にも美容にも良いんですってね。やっぱり自然の物を自然のままに戴くのが、最高なんでしょうね。 我が家の隣の、若い衆さんが中心になって父親からの指導を元に今年初めて挑戦しているブロッコリー畑です。向こうに見えているビニールの中にも、レタスやブロッコリーの苗が植えられています。左が高瀬川の土手です。この川は、天井川になっています。後1km位流れて瀬戸内海に出ます。(この写真では、向かって右から左に流れています) 2月12日夕方撮影【春一番と黄砂】が、写真に入っています。判りますか? 田んぼの向こうに写っている集落の中に我が家があります。 この辺りの田んぼは、義父が挨拶しながら毎日歩く散歩コースです。「ちょっと、田んぼ見てくるきんな! おそに(遅く)ならんように、はよもんて(帰って)来るきんな。行って参ります」と言って、手帳と鉛筆を持って出かけます。それで、毎日の運動不足は解消できています。 2009/02/17 15:28:山さくら
▼農村再生・讃岐!![]() 讃岐の農村・農地は、広大な畑、群青色の野菜、元気がありますね。これからは、日本の農業の転機! 農村の風景は、自然の財産です。山さくらさん、人も野菜も健やかさを感じさせる写真ですよ。 また、しつこいようですが、種子島の黒糖造りの写真を送ります。今日は湯気が立っている小屋の中の写真です。元気・活気・溌剌・勢い! 砂糖釜は、三つに分かれていて、丹念にあくを取り温度を上手に調整することが、美味しい黒糖を作るこつということです。 2009/02/17 19:52:種子原人
▼寒い国の楽しみ![]() わたしも写真を送ります。 これ、氷なんです。バケツに水を入れて、中にプラスチックの保存容器を沈めて一晩置きました。マイナス7度だったので半分ほど凍って、こんなのになりました。中にロウソクを入れて明かりを点しました。あんまりきれいで、見とれるほどです。 昼間ダンボールを掛けて融けないようにして、大事に大事にしています。 長井のレストラン、ジュアンのHPで、雪で作った灯篭を見て思いついたんです。寒い所には寒い所の楽しみが・・・・あるんですね。 2009/02/18 04:39:クミコ
▼ クミコ様、北の冬の楽しみ、いいですね!![]() 写真を見ているだけでも、幻想的で見惚れてしまいました。 讃岐でも、天気予報で冷えるよって言われた時は、小さいバケツに綺麗な水を入れて、可愛い野の花や、さざんかの花びらを入れて、戸外に置いて眠るんですよ。朝、起きて見に行くのが楽しみでね。うまく凍っていたら、逆さにしてそのまま大きなお盆の上に出して眺めるんですよ。子どもたちとよく作りました。・・・でも、この冬は、そうしようと思った日が無かったです。 クミコ様の、この写真は、蝋燭を何本も入れているのですか?こういうのは、讃岐では大きい冷凍室ででも作らないと無理かなって思います。その土地その土地で、それぞれの気候に合わせての楽しみがあるんですよね。一つひとつの事象を、楽しむように取り入れることが、豊かに生きることに繋がるんですよねって、しみじみと感じました。・・・ありがとうございました。 もう、かたゆきわたりも出来るんですか? 私の心の中は、あれ以来『かたゆきわたり』が、ずっと渦巻いています。 1月末に、万座温泉に行った知人の話「みんなが歩く所の横に綺麗な雪が一杯だったので上がったら、スッポリ沈んでしまって、みんなが『今横で居ったのに、どうしたんやんな! おらんようになったがな!』言うて慌てとったんやがな。出てくるのに大変やったんやけどな」ですって、いいよね。「私も、きっと同じ事したと思いますよ。でもね、もう少ししたら、かたゆきわたりっていってね、何処までも歩けるようになるんですって」って話してあげました。雪に潜ったのは、70歳過ぎのお爺さんなんですよ。 (讃岐)→2月17日の田んぼの畦道です。春の女神さまが魔法の杖を一振り、春の妖精たちが、 野にも里にも山にも飛び交い始めています。 2009/02/19 15:12:山さくら
▼暖かい国の本末転倒![]() クミコ様の写真、ほんとに幻想的ですね。まさに北国を思わせる写真です。 暖かい国には、花ばかりでなく、今日の写真(種子島の栖林神社)のような楽しみ方もあるんですよ。とはいっても、楽しむのは私一人かもしれません。木の枝から木の根が地面へ。 鳥居の上で、木の枝に垂れさがっているのは、何だと思いますか。木の根です。「ガジュマル」という南方の木で、種子島が北限とも、鹿児島県本土が北限ともいわれています。しかし、北限がどこか定かではありません。この髭(木の根)がやがて地べたに届き、それが芽を吹き大木となります。これが、本末転倒というのでしょうか。 沖縄に関係(感謝)する菅野さんには、見慣れた景色かもしれませんが。 2009/02/19 20:27:種子原人
▼私、この樹恐いです! ガジュマルさん、ごめんなさいね! 大きな川の端っこにたくさん生えていて、嫌な樹だなって思ったです。沖縄だったかな、マレーシアだったかな? そこから何かニョロニョロって出てきそうでしょ。蛇も一緒にね? 讃岐では見慣れないからかな? 慣れたら好きになれるかな? なんか鋏持って行って、さっぱりと切ってしまいたいほど、恐いです。 でも、そこの土地、気候、風土に合わせて生き残る術を見つけて、一番適したこの姿になっているんでしょうね。
私、山に行くと大きな樹に蔓が(アケビ・山藤・蔦など)巻き付いているのも恐いです。 大きな樹に、くっ付いているヤドリギも恐いです。 大きな樹が冬に葉っぱを落として枯れているようになっているのに、それにくっ付いているヤドリギが緑々で、元気だったりしたら、なお恐いです。 でも、自然、生き物、植物等々すべての物は、そこそこで精一杯生きているんだから、丸ごと好きにならなければイカンですよね。 その姿が、一番美しいんでしょうね。だって、人間みたいに{あなたは嫌いだよ・あなたの姿が恐いのよ}って思いは無いんですからね。 2009/02/22 08:51:山さくら
▼では、恐くない木を!![]() 自然木には、恐い樹、優しい樹色々あり、懸命に生きています。今日は恐くない優しい木の写真を送ります。やはり、14~15日に種子島に帰った時に撮ったものです。帰るといっても既に家はなく、墓参り(先祖への感謝の表現)といったところです。 九州電力種子島近くの土手の七分咲きの桜です。山さくら? 種子島は、黒潮主流の真っ只中に位置し、急に冬から初夏といった感じです。早咲きの桜は、短い貴重な春の光景といえます。よって、島民の花見の風習が見あたりません。 磯遊び、石蕗採りの光景はよく眼にするのですが、きれいに短い期間に懸命に咲く桜を、もっと情愛をもって島民は愛すべきかとも思いますが。今日はとりあえず優しい木で! 東北長井の先輩、こちらでは既に春ですよ! 2009/02/22 10:18:種子原人
▼やっぱり、種子島って暖かいんですね!![]() 「はやから、桜が咲いたらおかしいですよ!」、私は讃岐で生まれて、讃岐で育ったので、生まれて56年間ずっと、桜は4月の入学式前後ってインプットしています。 なんか、頭の中がおかしくなりそうですね。 私のイメージでは、桜の蕾が膨らんで卒業式、桜の花とチューリップが満開になって、入園式・入学式なんですよ。日本の子どもたち、大人たち、みんなこの思いが通じるものと思っていました。甘かったですね。 2月に桜が咲いたらイカンでしょ? 種子島って随分暖かいんですね。やっぱり冬は無いんでしょう?四季じゃなくて三季なんでしょう? それとも、今咲く桜は、種類が違うんですかね? 本物に逢いたいですよ~! この写真じゃ、良くわからないよ~~。 もっと近くで見なければね! 讃岐では、ソメイヨシノが咲いて、それから山桜が咲きます。その後、ぼたん(八重)桜が咲きます。今は、まだ梅とさざんかですよ。1週間位前に見に行った、高瀬川の土手の桜の蕾はまだまだ固かったです。例年通り3月末~4月初旬にならないと咲かないと思います。なので、我が家の梅送ります。 私、行きたい所、逢いたいものなど一杯あるんですよ。①かたゆきわたり ②屋久杉 ③雪の露天風呂 ④どんぐり村(青森?) ⑤淡墨桜 ⑥吉野の千本桜 ◎空飛ぶニワトリ ◎種子島の2月の桜 ◎熱海の寒梅等々、書き出すと切りが無いですね。 それで、いつか実現できるまで、一緒に行ってくれる友達探しをします。 屋久杉は、もう10年位言いまくっていますが、実現しないです。初めて「屋久杉に逢いに行きたいよ」って、言った時、夫が元気だったのですが、「牛を連れて行く訳にはイカンので、友達探しなさい」って言って、映画「学校」(3か4か5か忘れちゃった)を観に連れて行ってくれて「行った気分になったやろ」って言われました。どんなにいい内容の映画でも、行った気分には、なれないですよね。 友達も殆んど現役、私も暇が無いので、やっぱり言うだけです。「おまえは、こじきのおかゆやな」って実家の父には言われています。「何よ、それって、どういう意味?」・・・「こじきのおかゆは中身が無くて、湯だけなんやがな」ですってさ。・・とんとん。 2009/02/22 17:57:山さくら
▼いよいよ春!![]() いよいよ春が全国的に到来。今日は、種子島の最北端・天然の良港(漁港=浦田港)の写真を送ります。内海か湖の春を思わせる光景ですが、太平洋に繋がる外海です。長閑な漁港ですが、飛魚やみず烏賊などの漁獲量が年々落ちている現状。後継者不足もさりながら、異常気象による海流・水温の変化の影響でしょうか。 種子島は、藩政期には「牧制度」と「浦制度」の二つの社会構造が生産の中心的役割を担っていたということです。「牧」の中でも、塩炊き集落に島主・種子島氏より与えられた「塩屋牧」が代表的。また、「浦」とは、宝暦年間に、地先の集落に同じく島主より漁業権(漁場支配権)が与えられたことが始まり。 そして、今、島の地形や天候を利用して、天日干しの塩の生産・販売が少し行われています。そこで、上記の現代的再編を考えることが、地域再生に繋がるのでは。そのように思うのは、所詮古い人間なのでしょうか。 しかし、古きを訪ね新しき途を模索したいものです。 2009/03/01 08:47:種子原人
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ドイツ全土から、2007年1月1日よりゲージ飼いのニワトリ達がすっかり消えた。全ては大地の上で飼育されている。ヨーロッパ全体では2012年から実施するという。いい話ですよ、人間であろうがなかろうが、幸せにつながる話は歓迎だ(「ゲージ飼いは法律違反」バックナンバー)参照。
確かに世界中の生き物達の中でゲージ飼いのニワトリたちほど不幸な動物はいない。羽を持っていても飛ぶことはおろか、広げることすらできず、足があっても歩くことができない。お日さまを拝むことも、風をうけることもなく、両脇に隣人の体温を感じ、対面に自分と同じように苦しむ同輩を眺めながら、長い一日を過ごしている。うわぁーぁ、やりきれないねぇ・・・。
彼らを生き地獄から救ったのは消費者運動だという。ドイツ政府に働きかけ、実現した。自分達が手にする食べ物の質を問題にするだけでなく、そのつくり手の状態にまで思いの範囲が及んでいるということか。
他方、日本の消費者運動はどうだろうか。残念ながら自分達が食べる卵の安全・安心を問題にしても、ニワトリ達をゲージから解放しようという声は聞いたことがない。思いはそこまで到達していない。自分(達)に、問題のない食べ物が手に入るなら、それから先のことには...ということか。
話が変わって、日本の米作りの現場。東北農政局が発表したH18年度の生産原価は15,052円/60kg。農家がJAに売り渡す価格は12,000円/60kg前後。作れば作るほど赤字が出てしまう。H19年もH20年も同じだった。こんな原価割れの米作りが数年続いている。農家の平均年齢は67歳。当然のことながら若がえる兆しはまったくない。いまさら転業もできないから・・という年寄り達の思いだけが継続の原動力だ。(これもバックナンバー参照)
我が村も都会の生協と米作りの提携を行っている。農薬や化学肥料を減らした米作りで、ここでの取引価格は市場の実勢価格プラス1,000円加算だ。30年前は22,000円/60kgに1,000円加算だったが、今日では12,000円に1,000円加算。加算したとて生産原価に遠くおよばない。
ニワトリ同様、思いは生産現場まで到達していない。
少なくとも生産原価を割るような価格ではなく・・と思うが、依然として変わってはいない。すでに農家にとって、農協を通じた生協との提携は「希望」ではなくなっている。そこに出荷しても暮らしていけないのだ。「オールタナテイブ」はその外にある。
生協に代表される日本の消費者運動。合併につぐ合併で、運動体というよりも事業体としての性格が強くなり、動きがとれなくなっているようにみえる。
今は時代の転換期。もし、食の安全、環境、持続性、循環・・・の時代的要請に応えたいという気概があるのならーといえば偉そうだけどータマゴやお米に限らず、生産現場を知り、そことの関係をもう一度問い直すことから始めなければならない・・・。どうだべな。
だけどなニワトリたちよ。
かの国のように消費者運動にだけ頼っていてはいかんぞ!
自分でなんとかする道をみつけなければな。
自力解放の道を・・よ。
何ができるかって?
自分で考えるんだよ!
俺達だってその道を歩もうとしているんだからさ。
なんとかなるさ。
なんとかするんだ!
(写真は我が家の前に広がる雪原・・東を眺める)